フランスのアンティークショップは楽しい!

アンティークマーケットは今回の旅の目的の一つ。

ジベルニーからパリへ向かう途中に、パリから北西にある、セーヌ川の中州になっている島にあるマーケットへ立ち寄ってきました。

 

会場の入ると早速たくさんのショップが軒を連ねており、大興奮!

イギリスとはちょっと違うフレンチなお宝拝見です!

 

今日は天気もいいし、めちゃくちゃアンティーク日和です。

 

早速目に止まったのは、ドールハウスのようなミニチュアショップ。

だいたい5、60センチくらいの幅のものです。そこにおそらく1900年初頭のものと思われる商品のミニチュアバージョンが棚に入っています。

 

イギリスでも洗剤やバター、小麦粉、ビールなどを小さなカゴに500円ほどでバーゲンしていたものを以前購入したことがあり、我が家に飾っています。

 

小さな子供だけではなく大人もワクワクするビンテージです。結構細かいところま作り込んでいます。趣味で作られたものなのかな?

 

 

こちらは、ハプニング系の絵画。面白いものが好きなので、こういったちょっとクスッと笑ってしまうものに惹かれます。

 

反射して見にくいですが、馬車が倒れてしまったり、ピクニック中に鹿さんが乱入して大騒ぎになっている図です 笑

 

 

フランスのシャビーシークの本場です。素敵なものがたくさんあります。

やはり鏡はここでも人気なのでしょうね。

 

 やなりフランスのものはエレガント。女性にはたまりません。

 

 

素敵に装飾されたワードローブのようなものがあります。18-19世紀のものでしょうか。これを部屋に置いたらさぞかし素敵でしょう!が持って帰れなくて残念。

 

 

とにかくどこのお店も見るものがありすぎて目移りしてしまいます。無造作に置かれたものを、一つ残らず見たい。見逃さないぞ。

 

 

銀食器も豊富です。やはり少しイギリスのものをは違うものがあって楽しい。といいつつ真ん中のガラスの瓶が気になりました。古いガラスは本当に魅力的です。

 

 

イギリスもそうなんですが、アンティークマーケットってワンちゃんがたくさんいるんですよね。

 

看板犬も大活躍です。お客さんもワンちゃん連れて来てる人多いです。これもマーケットの楽しみの一つ。

 

 

かなりのお店が出ているので、ゆっくりみると3時間くらいかかるでしょうか。

夫とは見るものが違うので、解散して好き勝手に歩きます。

 

たまに会ったらどんなものが良かったとか立ち話して、また解散。

 

久しぶりにフランスのアンティークを堪能し大満足でした。

この後パリに向かいます。

 

 

 

モネの家、ジベルニーに行ってきました

 

ジベルニーへ行ってきました。

 

ちょうどお天気もよくてラッキーでした。2度目ですが、感動はいつ来ても変わりません。モネの家と庭を見学して、改めてうっとり。。。

 

モネの絵画がすごく好き!な人でなくとも、感動すること間違いなし!

パリに行くことがあったら、ぜひこちらへ足を伸ばしてみてください。

 

<ジベルニーの家とは>

フランスのノルマンディー地方、パリから西に約80キロメートルのところにある、セーヌ川流域の小さな町ヴェルノンに位置しています。

 

モネは、家を1890年に購入し、1908年に死去するまでの18年間、ここに住み続けました。ここで彼は、自然の美しさを描くことに熱中し、多くの絵画を制作するためのインスピレーションを得たのでした。そして、モネが作り上げた美しい庭園は、今でも多くの人々に愛されています。

 

 

ジベルニーの家は、モネが彼の芸術的観念を追求した場所であり、また彼の生活の場でもありました。自然を愛し、庭園で多くの時間を過ごし、花や植物を育て、自然と一体となって制作活動を行いました。夏には庭園の池で水浴びをし、秋には木々の落葉を描いた絵画を制作しました。

 

2階建ての家は、18世紀に建てられたもので、伝統的な建築様式であるノルマンディー様式。白い壁と煙突が特徴的です。モネはここでの生活に満足しており、彼の家族とともに、家具やインテリアにもこだわりました。

 

 

自然光を最大限に生かすために、画室の窓を大きく作り、家の壁を自分の作品で飾り、特に彼の絵画のモチーフとなった睡蓮池を描いたシリーズは、リビングルームに飾られています。また日本の浮世絵や版画も飾られており、モネの芸術的好みを表しています。

 

 

モネは、庭園の設計を自ら手がけ、植物や花々を慎重に選んで育てました。彼は、庭園を自然と調和した場所にしたかったので、植物や花々を密集させ、多様な色彩を取り入れました。春には桜、夏にはアジサイ、秋にはコスモスといった季節ごとの花々が見られます。

 

庭園には、日本の庭園の影響を受けた日本橋があります。日本橋は、架かる橋と橋の下に水が流れる小川という形で、庭園の中心的な存在となっています。

 

 

さらに、多くの池があり、水面に映る木々や花々が美しい景観を作り出しています。これらの池には、モネが描いた睡蓮が生育しており、彼の絵画と同じ景色を見ることができます。庭園内には、彼の作品のタイトルから名前がつけられた「青い花壇」「ピンクの花壇」などの庭園スポットもあります。

 

 

敷地内にある美術館では、モネの作品をはじめ、同時代の印象派の画家たちの作品を展示しています。また、美術館の周りには、モネが愛した庭園が広がっています。

 

 

家の中は、まるで住んでいたそのままの空気感が残っているようでした。芸術に没頭しながら、自分で庭を作り上げるとはなんと素敵な人生なのでしょうか!

 

 

<車の故障>

実は、その日に実は車の排気筒が落ちかけてしまったので、急遽修理に出すことになってしまいました。。フランス人は基本英語を話さないので、やりとりが大変でしたが、なんとかイギリスの保険会社を通じて車の修理へ出すことができました。

 

ちょっと外れにあるファームに泊まっていたので、その日はレストランへも行けず。でもそこの女主人の方の計らいで、ファームショップにある、自家製にパテとパンとサイダーで、優しさとオーガニックな美味しい夕食を満喫させてもらいました。

 

結局、車の方はパーツがないということでそのままの状態で戻ってきました。。が、ファームの方が針金で、排気筒を固定してくれました。パリからロンドンまでの長時間高速道路で帰るのはちょっと怖かったけど、全く問題なしでした。

(というか実を言うと、あまりにもしっかり固定して頂いたので、しばらくこれで過ごしていました。笑)

 

旅のアクシデントのおかげで思い出深い体験ができました。

 

 

<ファームをじっくり味わう>

 

車を運ぶをトラックを待ってる時間に、こちらのファームで作っているアップルサイダーをご馳走になりました。美味しかったです。

 

 

それにしても、ファームのロバさんが可愛すぎて。。。いつか飼いたいな。と思うくらい。ファームの方によると、ロバさんが敷地内の草をみんな食べてくれるので草刈りしなくていいんですって。そういう役割担ってるのですね。

 

車の引き取りのトラックが遅くて、何時間もずっと外で待ちぼうけしてたりしたけど、おかげでファームの中をお散歩したり、ロバさんや猫ちゃんと過ごせて、束の間のファームライフを体験できました。

 

 

のんびりと時間がゆっくり流れているファームでの体験はとっても良い思い出です。

 



 

1番が三拍子揃ったソールスベリー大聖堂

 

ソールズベリー大聖堂

ソールスベリー大聖堂は1220年から1258年にかけて建てられたイギリスを代表する英国国教会の大聖堂です。

ロンドンから南西に電車で1キロほどにあります。
意外に知られていませんが、イギリスでは権威ある教会なのです。

そしてここは3つの「一番」が!

1 大聖堂の尖塔は123mでイギリスで最も高いものです。(尖塔の中をみるツアーあり)

2 1386年から稼働している世界で最も古い現役の時計が見られる。

3 あのマグナカルタの現物が展示されており、イギリスで1番状態が良いものらしい。

大聖堂はとにかく荘厳です。外観は教会の中でも最も美しいとされています。
離れたところから見る景色も素晴らしく、建物にある回廊も素敵です。 

 

そして本物のマグナカルタが見られます。
世界史を少しでも学んだことがある方でしたらマグナカルタというイギリスの歴史でもっと重要な出来事を覚えている方も多いかと思います。

1221年に国王ジョンによって署名された大憲章。ジョンの圧政に対して諸侯たちによって国王の専制を阻止し、封建集権的権利を守るためにつくられてもので、民主主義の発祥といわれています。

現在現存するのはイギリスで4つしかなく、原版は大英図書館に2部、リンカーン大聖堂に1部、そしてこのソールズベリ大聖堂に1部残っているだけ。
もっともいい状態で保存されているのが、このソールズベリー大聖堂にあるものです。
教会の一角に実物が展示されています。一見の価値はあるかと思いますよ。

 

一通り見終わったら、大聖堂を見上げることができるテラスカフェで一休みしながら、ショップでお土産を。

 

コンスタブルやターナーの絵画でも有名です。

ストーンヘンジへ行ったついでに立ち寄ってはいかがでしょうか。

入場料無料
3月28日ー10月30日 09:30-17:30 (日曜だけ 12:00-16:00
10月31日ー3月27日 12:00-16:00  (日曜だけ 12:00-16:00