モネの家、ジベルニーに行ってきました

 

ジベルニーへ行ってきました。

 

ちょうどお天気もよくてラッキーでした。2度目ですが、感動はいつ来ても変わりません。モネの家と庭を見学して、改めてうっとり。。。

 

モネの絵画がすごく好き!な人でなくとも、感動すること間違いなし!

パリに行くことがあったら、ぜひこちらへ足を伸ばしてみてください。

 

<ジベルニーの家とは>

フランスのノルマンディー地方、パリから西に約80キロメートルのところにある、セーヌ川流域の小さな町ヴェルノンに位置しています。

 

モネは、家を1890年に購入し、1908年に死去するまでの18年間、ここに住み続けました。ここで彼は、自然の美しさを描くことに熱中し、多くの絵画を制作するためのインスピレーションを得たのでした。そして、モネが作り上げた美しい庭園は、今でも多くの人々に愛されています。

 

 

ジベルニーの家は、モネが彼の芸術的観念を追求した場所であり、また彼の生活の場でもありました。自然を愛し、庭園で多くの時間を過ごし、花や植物を育て、自然と一体となって制作活動を行いました。夏には庭園の池で水浴びをし、秋には木々の落葉を描いた絵画を制作しました。

 

2階建ての家は、18世紀に建てられたもので、伝統的な建築様式であるノルマンディー様式。白い壁と煙突が特徴的です。モネはここでの生活に満足しており、彼の家族とともに、家具やインテリアにもこだわりました。

 

 

自然光を最大限に生かすために、画室の窓を大きく作り、家の壁を自分の作品で飾り、特に彼の絵画のモチーフとなった睡蓮池を描いたシリーズは、リビングルームに飾られています。また日本の浮世絵や版画も飾られており、モネの芸術的好みを表しています。

 

 

モネは、庭園の設計を自ら手がけ、植物や花々を慎重に選んで育てました。彼は、庭園を自然と調和した場所にしたかったので、植物や花々を密集させ、多様な色彩を取り入れました。春には桜、夏にはアジサイ、秋にはコスモスといった季節ごとの花々が見られます。

 

庭園には、日本の庭園の影響を受けた日本橋があります。日本橋は、架かる橋と橋の下に水が流れる小川という形で、庭園の中心的な存在となっています。

 

 

さらに、多くの池があり、水面に映る木々や花々が美しい景観を作り出しています。これらの池には、モネが描いた睡蓮が生育しており、彼の絵画と同じ景色を見ることができます。庭園内には、彼の作品のタイトルから名前がつけられた「青い花壇」「ピンクの花壇」などの庭園スポットもあります。

 

 

敷地内にある美術館では、モネの作品をはじめ、同時代の印象派の画家たちの作品を展示しています。また、美術館の周りには、モネが愛した庭園が広がっています。

 

 

家の中は、まるで住んでいたそのままの空気感が残っているようでした。芸術に没頭しながら、自分で庭を作り上げるとはなんと素敵な人生なのでしょうか!

 

 

<車の故障>

実は、その日に実は車の排気筒が落ちかけてしまったので、急遽修理に出すことになってしまいました。。フランス人は基本英語を話さないので、やりとりが大変でしたが、なんとかイギリスの保険会社を通じて車の修理へ出すことができました。

 

ちょっと外れにあるファームに泊まっていたので、その日はレストランへも行けず。でもそこの女主人の方の計らいで、ファームショップにある、自家製にパテとパンとサイダーで、優しさとオーガニックな美味しい夕食を満喫させてもらいました。

 

結局、車の方はパーツがないということでそのままの状態で戻ってきました。。が、ファームの方が針金で、排気筒を固定してくれました。パリからロンドンまでの長時間高速道路で帰るのはちょっと怖かったけど、全く問題なしでした。

(というか実を言うと、あまりにもしっかり固定して頂いたので、しばらくこれで過ごしていました。笑)

 

旅のアクシデントのおかげで思い出深い体験ができました。

 

 

<ファームをじっくり味わう>

 

車を運ぶをトラックを待ってる時間に、こちらのファームで作っているアップルサイダーをご馳走になりました。美味しかったです。

 

 

それにしても、ファームのロバさんが可愛すぎて。。。いつか飼いたいな。と思うくらい。ファームの方によると、ロバさんが敷地内の草をみんな食べてくれるので草刈りしなくていいんですって。そういう役割担ってるのですね。

 

車の引き取りのトラックが遅くて、何時間もずっと外で待ちぼうけしてたりしたけど、おかげでファームの中をお散歩したり、ロバさんや猫ちゃんと過ごせて、束の間のファームライフを体験できました。

 

 

のんびりと時間がゆっくり流れているファームでの体験はとっても良い思い出です。